卒業式 袴 レンタル 色合わせ コーディネート

卒業式のレンタル衣装「袴」スタイルについて

大学・短大・専門学校、最近では高校や小学校の卒業式でも袴姿の方が多くなりました。
卒業式にはスーツではなくて、袴スタイルがもはや定番化していて、レンタル衣装の種類も豊富になりました。

成人式で着用する振袖は「未婚女性の第一礼装」のため、成人式以外でも着る機会はありますが、袴は卒業式の1度のみ、という方がほとんどだと思います。
1度しか着る機会のない袴ですから、何が必要なのか?何がレンタルできるのか?など、分からないことだらけだと思います。
ここでは、「卒業式用の袴スタイルに必要なもの」「袴と着物の色の合わせ方」最後に、「卒業式記念フォトプランについて」紹介しています。

卒業式 袴 レンタル 色合わせ コーディネート アレンジ

袴スタイルに必要なものはなに?
準備するときに必要なものを分かりやすく図解で説明


➀着物(きもの)

着物は振袖、または二尺袖がレンタルできます。
二尺袖とは、振袖よりも袖丈の長さが短く、二尺(76㎝)の袖丈の着物になります。
二尺袖は一般的にポリエステルのものがレンタルのほとんどを占めていますが、キモノモードでは正絹の二尺袖も取り扱っています。
振袖は成人式の時に着たから、卒業式では二尺袖を着たいということで選ぶ方が多いです。
成人式で振袖をご購入した方は、ご自身の振袖に袴を合わせることが一般的です。

二尺袖のメリットは、とても軽く(ポリエステル)、袖が短いので動きやすい点です。
成人式時に、振袖姿で階段を上り下り、座るとき、お手洗いに行くとき、ずっと袖を気にしなくてはいけなかったのに比べるとかなり楽だと思います。
また、袴用にもともとデザインされているため、大正ロマン風のレトロ柄や、袴に合うレトロなデザインが豊富です。

➁袴(はかま)

着物の上から履く袴は、スカート状になっています。
袴は身長に合わせてサイズを選びます。
デザインは、無地のものから刺繍やラインストーンがついたものや、素材の違うウール袴まで豊富にあります。

➂帯(おび)

袴用の帯は「半幅帯(はんはばおび)」「袴下帯(はかましたおび)」など色々とありますが、浴衣を着るときに使用する半幅帯をキモノモードでは使用しています。
振袖を着るときに使用する袋帯は、袴の時には使用しません。

➃長襦袢(ながじゅばん)

袴を着るときの下着のひとつ。
二尺袖をレンタルする人は、長襦袢の袖も二尺でなければなりません。
※キモノモードのレンタルセットには長襦袢も含まれていますのでご安心ください。

➄半衿(はんえり)

当店では、全ての長襦袢に白い無地のものが縫い付けられていますので、別で用意する必要はありません。
※刺繍半衿を付けたい場合は、オプション代金が追加でかかります。

➅重衿(かさねえり)

着物の衿の部分に重ねてつけることで、何枚もの着物を着ているかのように見せることができるため、別名「伊達衿(だてえり)」とも呼ばれています。
※重衿は1枚はセットレンタルに含まれています。商品により、二尺袖に縫い付けられているタイプもあります。その際は、別途重衿はつきません。

➆足袋(たび)

草履をはく場合に必要です。
ブーツをはく方は、黒いハイソックスなど動いたときに肌が見えない長さのものがお勧めです。

➇草履(ぞうり)・ブーツ

振袖を着る場合は、草履
二尺袖を着る場合は、ブーツがお勧めです。
ブーツは足首の見えないショートブーツ以外で選ぶと美しく見えます。

➈巾着(きんちゃく)・バッグ

二尺袖には巾着を持つとよりレトロな雰囲気になります。

➉髪飾り(かみかざり)

成人式の時に使用した髪飾りや、リボンなども袴にはよく合います。
髪型をハーフアップやダウンヘアスタイルにする場合は、リボンや、小さめのヘアアクセサリーがお勧め。

⑪着付け小物(きつけこもの)

成人式用の着付け小物セットがあれば、袴のときに追加で用意しなくてもOK!
使用するのは「肌着」「腰紐2本」「伊達締め」「マジックベルト」「前板」「コーリンベルト」「衿芯」
※腰紐は体型により必要な本数が変わります、3本以上用意できると安心です。

卒業式 袴 レンタル 着付け 小物 一覧

袴の着付けに必要な着付け小物一覧
袴の着付けに必要な小物をチェックしましょう!

➀伊達締め(だてじめ)

着物と長襦袢の衿合わせがずれないように腰紐の上から使用します。

➁前板(まえいた)

帯を締めるときに、前に挟み、前帯のシワを防ぎ綺麗に着付けるために使用します。

➂肌着(はだぎ)

着物を着るときの下着になります。長襦袢を着る前、一番最初に着ます。
肌着が汗や皮脂を吸収してくれます。肌着は着物共通なので、振袖用・袴用などに分れてはいません。
ワンピースタイプや上下セパレートタイプなどがあります。

➃マジックベルト

伊達締めのマジックテープタイプのもので、衿元や胸元を整え着崩れを防止してくれます。

➄腰紐(こしひも)

長襦袢や着物を着る際に、裾の長さを決めておはしょりを調整したり、着崩れないようにきれいに着るために必要です。

➅コーリンベルト

着物や長襦袢の衿が開いてくる着崩れを防ぐアイテム(着付けベルト)です。

➆衿芯(えりしん)

半衿と長襦袢の衿の隙間に差し込み使用します。
着物の衿は柔らかくそのままでは立ち上がらないため、衿元のラインを美しく、きれいに見せるために使用します。


卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ

卒業袴コーディネート
~着物と袴の色合わせコーディネート術~

振袖を持っている人は、自分の振袖に何色の袴を合わせたらいいのかわからない 着たい袴の色があるけど、着物はどんな色が合うのかわからない など、着物と袴の色合わせで悩んでいる方に、色の合わせ方(コーディネート)のコツ・お勧めのコーディネートを紹介!

卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 赤い着物 振袖 二尺袖

赤い着物 袴の色合わせコーディネート

「赤い着物」には定番の「紺」「紫」「緑」「黒」を合わせた王道スタイルがお勧めです。

淡い色味よりも濃い色の袴を合わせるとバランスが良く見えます。
赤い矢絣柄や大柄のレトロ系の二尺袖に紫色・紺色の無地袴を合わせると、大正ロマン風の雰囲気になります。
赤い振袖や着物に定番カラーを合わせる卒業袴スタイルは、昔からあり、王道ではありますが今でも大変人気です。
成人式に赤い振袖を選ばなかったから、卒業式では赤い着物を着たい、という人も多くいます。
着物は歳を重ねるにつれて、通常は淡い色を身に着けます。
つまり、「赤」という色は若い時にしか着れない色のひとつになります。
決まりがあるわけではないですが、20代後半を過ぎて真っ赤な着物を着ることに抵抗を感じる方も多いと思います。
卒業式で「赤」を選ばなければ、そのあと着る機会はおそらくないかと思いますので、赤い着物を着てみたいと思っている人は 是非、卒業式で着ることをお勧めします。


卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 青い着物 振袖 紺 水色 二尺袖

青い着物 袴の色合わせコーディネート

「青い着物」には「エンジ(赤)」で可愛く!「紺」「紫」で大人クール!がお勧め。
「紺色」「水色」などの青系の着物には、暖色系の「赤い袴(えんじ色・ピンク色)」を合わせることで明るく、優しい雰囲気に。
同系色の「青い袴(紺色・水色)」や「紫色」を合わせると、クールで大人っぽい印象に。
水色の着物に、紺色の袴を合わせるアレンジのように、上下のトーンを揃えたワントーンコーデがトレンド!
ただ、青系で揃えると若干寒々しい印象もあるので、春らしい装いにしたい場合は、赤系の袴がお勧めです。

卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 緑色の着物 振袖 グリーン 黄緑 カーキ 抹茶色 二尺袖

緑色の着物 袴の色合わせコーディネート

「緑色の着物」はどんな色も合わせやすい!
定番カラー「エンジ」「紺」「紫」「黒」からトレンドの「ベージュ(茶系)」「白」まで幅広くアレンジコーデがしやすい色。

「緑色の着物」に「エンジ色(赤)」「黒」「紺」などの袴を合わせると、レトロな雰囲気のコーデになります。
「茶系」「白」などのトレンドカラーを合わせると個性的でおしゃれなイメージに。
人と被りにくいコーディネートにしたい人は、トレンドカラーを取り入れるのもお勧めです。
淡い色から濃い色まで幅広い色の袴を合わせやすいのが「緑色」の着物の特徴。


卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ ピンク色の着物 振袖 ピンク 二尺袖

ピンクの着物 袴の色合わせコーディネート

卒業式にふさわしく、春らしい袴コーデは「ピンク色の着物」がお勧め!
卒業式シーズンはだいたい2月~3月に集中しており、「卒業式=春」というイメージが強いと思います。
桜が咲いているシーズンということもあり、桜色の「ピンク」と葉の色「緑」の組み合わせは、見ているだけでも春らしく、初々しさを感じます。
また、「紫色」「紺色」を合わせても、品よく可愛らしい雰囲気になりお勧めです。
逆に避けたい色味は「黒」。
「白」や「ベージュ」などのカラーも色合わせ的には合いますが、全体的にしまりがなく、メリハリのないコーデになります。
特に淡いピンク色を着物に選ぶときは、濃い色の袴がお勧めです。
「エンジ色」の袴を合わせると、グラデーションのようなコーディネートになり、縦長に見える効果があります。


卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 紫色の着物 振袖 二尺袖

紫色の着物 袴の色合わせコーディネート

「紫色の着物」には「紺」「エンジ」「緑」の袴を合わせて、古典もレトロもどちらもお勧め!
レトロ風コーデも古典風コーデもどちらもアレンジしやすい「紫色の着物」
「紺色」の袴を合わせるとより古典っぽくなるため、ブーツよりも草履がお勧めです。
「緑色」を合わせるとレトロ風になり、ブーツが似合います。
「エンジ色」の袴はどちらの雰囲気にもお勧めで、明るく華やかさが増します。


卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 白い着物 振袖 白 二尺袖

白い着物 袴の色合わせコーディネート

トレンド感いっぱいの「白い着物」で個性的に!!

成人式で白い振袖を着たいけど、全身白になるのがちょっと...
太って見える、メリハリがない...などど気にして避けてしまう人も多いのではないでしょうか。
卒業袴だと上下で色を変えてコーディネートが可能なので、挑戦してみてはいかがでしょうか。
「エンジ色」「緑色」の袴を合わせると、若々しく可愛らしい装いになります。
「紫」「紺」は大人っぽくかっこいい印象に。
同系色の「白」を合わせる人ももちろんいますが、振袖と違うのは、着物と袴で柄が違うため、単調ではないというところ。
使用する半幅帯や重衿など、小物に濃い色を選べばメリハリを出すことは可能です。
ベージュなどの淡い色の袴を合わせるとトレンド感が増します。

卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 黄色い着物 振袖 黄色 クリーム色 二尺袖

黄色い着物 袴の色合わせコーディネート

品よく落ち着いた古典の雰囲気は「黄色の着物」がお勧め!

振袖や訪問着に多い「黄色い着物(クリーム色)」は二尺袖にももちろんあります。
ですが、クリーム色でレトロっぽいデザインはあまり多くは見かけません。
濃い黄色はポップなレトロっぽいデザインにも多くあります。
「黄色」の着物には「紺」「エンジ色」「緑色」を合わせると品よくコーディネートがまとまり、特にお勧めです。
なるべく濃い色の袴を合わせるとバランスよくなります。

卒業式 レンタル袴 コーディネート 色合わせ 黒い着物 振袖 黒 二尺袖

黒い着物 袴の色合わせコーディネート

クールでおとなっぽい「黒い着物」は個性的な色合わせがお勧め!

「黒い着物」に合わせる袴の色は、「エンジ色」「グリーン系」「ピンク」など明るめの色をお勧めします。
黒い袴や紫色の袴も合いますが、全体的に暗い印象になり、卒業式という晴れやかな印象からは外れます。
卒業式に黒い袴を選ぶ人は多いですが、黒い着物を選ぶ人は多くはいないので、着物が黒いだけでも人と被りにくいのではないでしょうか。
グラデーションや、ピンク色といった華やかな色の袴を合わせて個性的にするのがお勧めです。

卒業式 袴 レンタル 写真撮影 フォトプラン

卒業式記念写真撮影プラン

卒業記念に袴姿での写真撮影をキモノモード各店にて受けております。
卒業式前の「前撮りプラン」、卒業式後の「後撮りプラン」どちらも可能です。
50カットから80カット前後の成人式前撮り同様、本格的な撮影です。
プロのヘアメイク、着付け師、カメラマンにて行います。
家族との撮影も、ペットと一緒の撮影も無料で承ります!
フォトプランの価格は、ヘアセット・メイク・着付け・写真1ポーズがプレゼントになって21,780円(税込み)。
撮影後はもちろん、気に入った写真でアルバムを作ったり、データのみを購入することができます。

キモノモードで卒業式衣装レンタルをしていない方も、撮影プランのみで予約可能です。

写真撮影後には、着物などのクリーニングもその場で受けています。
キモノモードでレンタルした衣装は、撮影会が終わるまでお客様のお手元で保管していただき(後撮り)、撮影会終了後にその場で返却していただくことができます。
その際のレンタル期間は延滞料などは一切かかりません。

その他、お問合せはキモノモード各店までお願いします。

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