志染庵店主よりご挨拶
- 志染庵店主のコラム
ご挨拶
2023年より「志染庵」店主のコラムを開始させて頂きます。
弊社、キモノモードのホームページをご覧頂きありがとうございます。
時代の流れで、弊社の業界も色々とありましたが、なんとかここまで25周年を迎えられたのも、お客様のお蔭だと心から感謝しております。
店主の経歴をご紹介
・高校を卒業し、スタイリストになりたく神戸のアパレル業界に19歳の頃入社
・22歳の頃に父親の関係で、京都の呉服店に勤めます。
・そこで、1年程勤めさせて頂き、23歳の頃、東京表参道にて「キモノモード」を創業致しました。
・そこから、25年現在に至ります。
若い頃は、洋服が好きでスタイリストになる為にアパレルの販売員をやっておりました。本当に毎日仕事が楽しく、自分のコーディネイトした洋服が、喜ばれるのが楽しくて仕方無かった頃です。
そのまま、洋服の仕事を続けて行きたかったのですが、父の呉服の仕事を手伝う事となり、始めは不安でしたが、お客様をコーディネイトするにつれて、着物のコーディネイトも楽しく思える様になってきました。洋服とは違い、着物はパターンが一緒ですので、色や柄、素材等の組み合わせが楽しく、洋服には無い深い部分があるのに気付き、難しいですけど楽しく今までお仕事をさせて頂いております。
父が着物のデザイナーをしていた事もあり、年に一度着物のコレクションを開いており良く見に行っていましたので、着物への関心はあったのかもしれません。
これから、職人の創る振袖を中心にご紹介して行きたいと思いますが、着物というのは、1人で創る事は出来ません。図案・染・生地・水洗・蒸し・刺繍等の工程に分けられて、創られて行きます。一つ一つの工程に職人がいて、一枚の着物が出来上がります。
本当に素晴らしいですよね。近年は、機械化も進み、職人の減少から職人の創る振袖作品は非常に少なくなりましたが、弊社のコレクションも含めてお伝えしたいと思っております。
ご興味のある方は、是非「表参道 志染庵」にてご覧頂けますので、お気軽にご予約頂ければと思います。
「職人とお客様の架け橋」になる様な着物屋さんでありたいと思います。
日本人の職人、物作りの素晴らしさを少しでも分かって頂ければ幸いです。
何せ、文章には自信がありませんので、その辺りは寛大に読んで頂ければ幸いです。
今後共、宜しくお願い致します。